大手企業の休職者
こんにちは。
皆さんの周りで会社を休んでいる人はいますか?
会社をお休みするのには色々な理由があると思います。病気、けが、産休、育休、介護…様々ですよね。
私の会社にも多くの休職者がいます。
そしてその半数を占めるのが"精神疾患"による休職です。今回は私の周りの休職に関する話をしようと思います。
大手IT企業の休職者とは
私の会社の休職者についてお話ししようと思います。
休職者の割合
昨年度、私が所属する部署の休職者(精神疾患による)の割合は、1.3%でした。他の部署も大体同じくらいだったので、70人に1人の割合で精神疾患で会社を休んでいる計算になりますね。
実際前の職場でも今の職場でも休職している人はいます。
なんとなくですが、大きなプロジェクトを抱える部署は、休職者の割合が高いように思います。(場所によっては休職者が10%近い割合でいる職場もあります)
休職する理由
産休育休や介護休暇、けがによる休職は理由が明確ですよね。何が原因になのかが分かりづらいのが、精神的な病による休職。
上司のパワハラ、仕事の抱え込みで首が回らなくなる、、私の周りで休職した人はこういうことをきっかけにしてメンタルを病んでいきました。
私の会社のように大きな企業になると、それなりに大規模な案件を担当することが多くなります。迫りくる納期、終わりのこないバグ祭り、膨大な社内向け資料との闘い…かなりの確率でこういう環境に置かれ、なんとか耐え凌ぎながらもがく というなんとも泥臭い仕事ですよね、SEは。
こんな状況に心を病んでしまう人は少なからずいるということですね。
社内制度
私の会社では休職者向けに制度が整えられています。
最大36ヶ月(3年)、組合からの傷病手当と会社からの療養見舞が給付されます。
休職から18ヶ月は、傷病手当(平均給与×0.6)+療養見舞金(平均給与×0.034) の額が支給されます。
その後18ヶ月は療養見舞金(平均給与×0.6)が支給されます。
分かりやすくひと月25万円が平均給与の人が休職するとすると、
休職から18ヶ月は15.85万円、その後18ヶ月は15万円が毎月支給されることになりますね。
調べてみて初めて知りましたが、3年ももらい続けられるんですね…
復帰から12ヶ月過ぎてから再び休職すると、一旦リセットされるみたいなので、また3年お金をもらいながら休職できるっぽいです。
大きな会社に勤める利点はこういう所にあるんですかね。笑
休職者の周りの人達
チームに休職者が出る(もしくは休みがちな人がいる)と、確実に残ってる人に皺寄せがきます。特にそういう人が上司になった場合、結構ヤバいです。
私も数年前チームリーダーがほぼ休職状態になり、とても大変でした…
その人の場合完全に休んでいる訳ではなかったのですが、来たり来なかったり、テンションが高い時もあれば終始不機嫌な日があったら…それはそれは大変でした笑
そういう人に対しては周りがなんとなく強く言いづらい雰囲気(自分のせいで来なくなったら嫌だとかなんでしょうか)で、全然叱らないし気を遣うんですよね。そして言いやすい部下に矛先が向く、という悪い流れ。
今思い出しても理不尽だったなと思います。
毎日ちゃんと会社に行って頑張って仕事をしてる人=どんなに強く言っても問題ない人 ではないのに。
何が原因か分からない場合はより難しくて、どんなきっかけでまた休まれるか分からないので、正直扱いづらいですよね。
まとめ
数年の経験上、メンタルが原因で休職した人が完全復帰することはほぼないです。(絶対繰り返し休職しています)
もし周りにメンタルやられてる人がいたら、そういう人の周りできちんと仕事してる人に目をかけてあげてほしいです。きっと何かしら悩んだり苦しんだりしているので。
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大きい会社はやはりそれなりに制度が整っているので、もし何かあった場合も暫くは手当で生きていけるようになってるんですね。
良いことを知りました笑
それではまた!